総合稲作文明学:日中合同研究成果報告会


9月9日~11日,中国杭州市の良渚遺跡考古・保護センターで行われた日中合同研究成果報告会へ参加してきました。これは,「総合稲作文明学」プロジェクトの一環です。

台風15号の千葉市上陸により,成田空港から現地に向かう組は交通機関の乱れに遭遇,私を含めたグループは全員疲弊して中国にたどり着きましたが,10日の報告会では,日本側が加工痕のある人骨,家禽利用,中国側が水利,出土動物遺存体,石器の石材,植物考古学,の報告が行われ,日中双方の研究成果を参加者全員で共有することができました。

6年間という長いようで短い研究期間において,中国文明の基盤を解明するというテーマに対する新たな研究結果が多々得られてきており,これらの成果を何らかのプロジェクトで引き継げるとよいなと感じました。

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