2018年12月6日

人骨の歯石調査と研究会

11月30日(金)~12月2日(日),北海道で調査を行い,研究会に参加しました。これは科学研究費補助金基盤研究(B)(No.18H00749)の関わりです。

11月30日(金)は,札幌医科大学で保管されている続縄文時代の人骨を調査しました。結果として,残存デンプン粒分析用の歯石サンプルを採取することができました。また,研究室の先生のご厚意により,X線CTスキャナーをお借りし,試料採取を行った人骨の歯の状態を観察しました。















12月1日(土)は,伊達市噴火湾文化研究所で研究会に参加し,続縄文時代や弥生時代の日本列島の古気候復元や人骨のDNA分析の最新研究動向など,研究発表を聞きました。


特に,ごく最近公開された下記論文の話は非常に興味深いものでした。

Kajita, H., H. Kawahata, K. Wang, H. Zheng, S. Yang, N. Ohkouchi, M. Utsunomiya, B. Zhou, B. Zheng. 2018. Extraordinary cold episodes during the mid-Holocene in the Yangtze delta: Interruption of the earliest rice cultivating civilization. Quartenary Science Reviews 21: 418-428.




また,12月2日(日)の帰途では,駒ヶ岳を車窓から見ることができました。

今回の調査結果は来年度の研究会で報告する予定です。関係者の皆様,今回もありがとうございました。

2018年11月28日

シンポジウム「東日本における農耕文化の展開」

11月23日(金)・24日(土)は,弘前大学で開催された総括公開シンポジウム「東日本における農耕文化の展開」へ参加してきました。




















東日本,東北日本における植物考古学の研究が中心の内容で,特に土器の圧痕レプリカ法に関する研究成果が多数報告されました。











研究仲間たちとの打合せもあわせて行って,今後の研究への助言も多数いただきました。シンポジウムのもととなった科研費の共同研究は,いずれも報告書を作成されるそうです。刊行を楽しみにしております。