伊達市での成果報告会

3月10日(金)~12日(日),北海道伊達市へ研究打ち合わせと報告会のため赴きました。3月10日(金)は今年度研究(リンクは私の調査)の成果打ち合わせ,11日(土)は下記の成果報告会での発表です。

「有珠からひもとく小氷期の自然環境とアイヌ民族の暮らしⅠ」
(科学研究費助成事業「小氷期最寒冷期と巨大噴火・津波がアイヌ民族へ与えた影響」成果報告会)
日時:2017年3月11日(土)14:00-16:00
会場:だて歴史の杜カルチャーセンター2階 視聴覚室

【挨拶・プロジェクトの概要説明】添田雄二(北海道博物館)

【発表】
1 青野友哉(伊達市噴火湾文化研究所)
2 渋谷綾子(国立歴史民俗博物館)
3 甲能直樹(国立科学博物館)

【パネルディスカッション】
パネラー:青野・渋谷・甲能・添田;司会:柴田美幸(ライター)


3月11日は東日本大震災から6年,共同研究のテーマが巨大噴火・津波の災害を扱っていることから,黙祷から成果報告会が始まりました。
 



 















地元の方がたやジオパーク関係者,マスコミなど40名を超える参加者数だったとのことです。 パネルディスカッションでは,私の研究成果について多くの質問をいただきました。デンプンと食という身近なトピックを扱ったため,参加者の関心を集めたようでした。

会場では,有珠4遺跡の畑の模型も展示され,発表者,参加者の双方が興味深く見学しました。カムイタプコプ下遺跡でも畑跡が確認されていますので,この共同研究で製作できればと考えています。

次回の報告会は来年3月です。引き続き研究を進めていきたいと思います。

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