第30回日本植生史学会大会

11月7日(土)・8日(日),北海道博物館で開催された第30回日本植生史学会大会へ出席し,研究発表を行いました。

7日(土)は公開シンポジウム「植生史が語る北海道の文化―縄文からアイヌへ―」があり,山田悟郎先生による基調講演をはじめ,北海道の植生史学や考古学を総括した内容の発表が続きました。私の現在の研究では北日本の縄文時代を対象としているため,いずれも大変参考になる内容でした。


8日(日)は一般研究発表が行われました。午前は口頭発表の座長を務めましたが,午後のポスターセッションでは,総合稲作文明学のプロジェクトで実施した第1回調査の中間報告として,ポスター発表を行いました。
  • 渋谷綾子. 2015. 人骨の歯石の残存デンプン粒から食生活を探る.「第30回日本植生史学会大会講演要旨集」(第30回日本植生史学会大会実行委員会編).108p. 第30回日本植生史学会大会実行委員会, 江別市.
多くの方がたにたくさんの質問や今後の方向性などのご教示をいただきました。次回の調査で実施しようと考えています。

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