2015年7月24日

夏休みの自由研究?

©いらすとや
依頼を受けて, チビッコから大人までが楽しめるデンプン試料の作り方をまとめましたので,メモとしてここに残しておきます。

今回使用される顕微鏡の最高倍率は60倍です。そこで,バナナとジャガイモのデンプン試料を提案しました。これらのデンプン粒は10~60倍程度で観察でき,しかも,スーパーで入手できるものです。

バナナ
(1) 白い果肉につまようじを突き刺してごく少量をとる。
(2) 精製水1滴をスライドグラスの中央部にたらす。
(3) (1)をスライドグラスの液と混ぜる。
©いらすとや
(4) カバーガラスをかぶせる。
(5) 顕微鏡で観察する。 

ジャガイモ
(1) ジャガイモを切り,断面につまようじを突き刺して汁をつける。
(2) 精製水1滴をスライドグラスの中央部にたらす。
(3) (1)をスライドグラスの液と混ぜる。
(4) カバーガラスをかぶせる。
(5) 顕微鏡で観察する。

精製水はドラッグストアで購入できます。

染色したデンプン粒は,より観察しやすくなります。ヨウ素配合のうがい薬(茶褐色,ヨードチンキやルゴール液)を精製水で10倍に薄めて,(2)の工程で使います。 

水で封入しているため,観察中にカバーガラスが外れる可能性もあります。動かないようにするため,カバーガラスの四辺をマニキュアの透明色トップコートで塗って留めます。

私の研究ではグリセロール・ゼラチン(シグマ社製,屈折率1.46-1.48)と透明色トップコートを用いています。 

機会があれば,ぜひ試してみてください。

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