心に留める

4月19日(土)・20日(日)は考古学研究会第60回総会・研究集会でした。「世界の中の日本考古学」というテーマのもと,基調講演とともに,世界遺産,縄文,弥生,古墳,外国考古学の観点から,世界の中で日本の研究をどうとらえるのかを主題とした報告が行われました。









 


今回はポスター発表を行いました。これは下記の投稿とも関連しています。

瀬口眞司・細谷葵・中村大・渋谷綾子 (コーディネーター:石村智). 2014. 展望 日本考古学の国際化―なぜ必要か?/何が必要か? 考古学研究60 (4): 6-10.   

参加者の方がたと多くの意見交換ができましたので,アンケートの結果とともに会誌へ投稿することになっています。


実は個人的に今回最も心に残ったのは,福島の方がたのお話でした。



ニュースで聞くなどして,頭では理解しているつもりでしたが,現地の研究者の方がたの言葉に深い衝撃を受けました。

同じ研究者の1人として何ができるのか。今日一歩踏み出さなければ,明日到達することはない」とは,ドイツの詩人ゲーテの言葉です。まずは心にとどめ,私にできることを考えていこうと思いました。

コメント

  1. お世話になりました。原子力災害下の考古学、と云うか歴史に関わるものがどうあるべきか悩みながらですが地域にどう還元できるか試行錯誤しております。
    この問題を記事にしていただいたことに感謝申し上げます。
    Snp_hide

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