2006年9月29日

メモ:不明なモノ??

これらは一体何なのか。どなたかご存知でしょうか?

つい最近、縄文時代中・後期の遺跡から出土した安山岩製石皿のデンプン分析を行ったのですが、不明なモノを検出しました。これらはデンプン粒ではないと思います。では一体何なのでしょうか?

「不明なモノ」の写真(偏光なし・偏光)
スケールバー = 10 μm、倍率 = 400倍
Copyright by ayako



日本の残存デンプンの例(同定はまだ)
スケールバー = 10 μm、倍率 = 400倍
Copyright by ayako


2 件のコメント:

  1. この「メモ」を投稿した後、何人かの考古学者たちにこれは「スフェルライト」の一種だと指摘を受けました。

    これは「放射状もしくは同心状の形をもって成り立つ微細で通常は繊維質の晶子が不連続に配置された物質」だということです(Canti 1997*)

    *M. G. Canti 1997. An Investigation of Microscopic Calcareous Spherulites from Herbivore Dungs. Journal of Archaeological Science 24: 219-231.

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  2. 日本語でうまく説明できないのが残念ですが、つまるところ、これはデンプンではなく、石皿の元となった安山岩の構造によるものです。

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