今後の研究展開

7月30日(土),滋賀県埋蔵文化財センターで開催された近江貝塚研究会第273回例会で研究報告を行いました。

今回のキーワードは「資料の総合的分析」。現在関わっている総合資料学と私の研究活動をどう位置づけるか,という内容で報告を行いました。

発表タイトル
「残存デンプン粒分析から総合資料学へ」



  • 自然科学系の研究で構築されているデータベースに対し,人文系の研究者がどのような要望をもっているのか。
  • 地域住民とどのように連携していくのか。具体的な実践例を参考にしてはどうか。
  • 「国立の研究系機関」として,総合資料学のプロジェクトはどの項目を柱として活動を進めていくのか。
  • トップダウンではなく,ボトムアップの研究成果の蓄積が重要ではないか。
など,多くのご意見・ご教示を得ることができました。

組織の一員として進む方向,競合他者の活動,私の活動それぞれについて考え,私自身の研究活動の中に「総合資料学」を位置づけること。今後の研究展開として優先的に取り組もうと思います。

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