IPPA2014参加報告(2):アンコール遺跡群と博物館

ここでは,1月18日(土)に見学したアンコール・ワット,アンコール・トム,バイヨン,タ・プローム,アンコール国立博物館について紹介します。アンコール遺跡群の詳細は下記をご参照ください。 

アンコールワット遺跡群ガイド
Angkor(ユネスコ,英語版)

アンコール・ワット Angkor Wat
入口
橋付近
 
回廊の壁



戦闘場面のレリーフ

 

















上からの風景
塔に登れます











塔の高さは想像以上でした

アンコール・ワットは子どもの頃から行きたかった遺跡の1つです。このたび夢をかなえることができました。

遺跡は広大な寺院で,内部の回廊には戦闘場面などを描いたレリーフが見られます。また,仏像もいくつか納められていました。














アンコール・トム Angkor Thom
多数の遺跡がありますが,下は観世音菩薩が掘られた四面塔です。

ゾウの一団に遭遇

仏の顔はかなりの迫力です




バイヨン Bayon

同行者の上條信彦さん(弘前大学)により,バイヨンの回廊に庶民の日常生活を示したレリーフがあると教わり,石皿で加工している風景があるかどうかを探しました。結果として石皿の加工のレリーフはなかったのですが,いくつか興味を持ったレリーフがありました。

調理
石の切り出し


動物の調理
バーベキュー




















タ・プローム Ta Prohm

入口
中央付近の建物
木の根が建物を浸食


修復作業中




















象のテラス Elephant Terrace
幅の広いテラスです
象の彫刻が多数あります













サルのレリーフ
近くの屋台で昼食











アンコール国立博物館 Angkor National Museum

博物館は2007年に開館し,アンコール遺跡群の歴史,遺物が多数展示されています。今回はアンコール遺跡群の後に見学しましたが,先にこちらを訪問してから遺跡に行けば,それぞれの遺跡の時間的・空間的な理解がより深まったかもしれません。音声ガイド,展示資料ともに非常に充実した内容の博物館でした。


ミュージアムショップ
本館











以上がIPPA2014の参加報告です。今回の学会参加者や友人たちの多くが,2016年に日本で開催される第8回世界考古学会議・京都大会への参加を彼らの予定に入れてくれました。日本でどのようなセッションが作られるのかはわかりませんが,「言語を問わず,誰もが楽しめる」国際会議になるといいなと思います。

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