先日、希望していた資料を手に入れることができました。
関西大学なにわ・大阪文化遺産学研究センター編(2006)
関西大学なにわ・大阪文化遺産学研究センター編(2006)
Kansai University Research Center for Naniwa-Osaka Cultural Heritage Studies Occasional Paper No.3 NOCHSレクチャーシリーズ
「なにわ伝統野菜V.S.京野菜―復興のなにわか・伝統の京か―」
関西大学なにわ・大阪文化遺産学研究センター
これは2006年1月14日に関西大学図書館ホールでおこなわれた講演録を再構成したものです。10月27日に発行されました。
「文化遺産」、「伝統技術」というと、建築物や美術・工芸品を連想しがちですが、農業も人から人へ受け継がれる大切な文化遺産です。
日本の伝統的な農業(野菜)を保存し、普及活動をおこなっていくことは、生活基盤の場所に対する興味や愛着を深めるだけでなく、将来的に「文化遺産」を継承していくことにつながります。
「文化遺産」は考古学を学ぶ私にとって身近な言葉ですので、今回の講演を聞くことができなかったことを残念に思っていました。
資料はあえて、臨場感にあふれた話し言葉で掲載されていますので、当日の様子がよくあらわれています。ただし、研究者用に配布された資料であるため、なかなか手に入れることはできないようです。
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