土器と石器の分析:下宅部遺跡

9月1日(木)~3日(土),東京都東村山市下宅部遺跡(しもやけべいせき)の土器と石器からサンプルを採りに行きました。場所は八国山たいけんの里です。

前回の調査では土器付着植物遺体19点からサンプルを採って分析を行いました。結果として,非常に良好な遺存状態のデンプン粒を検出することができ,鱗茎,トチノキ(Aesculus),オニグルミ(Juglans),ドングリ類(Quercus,または他)が同じ土器で一緒に調理された可能性も提示することができました。

今回は残りの土器付着植物遺体20点からサンプルを採りました。さらに,土器に残ったデンプン粒と比較するため,石皿18点からもサンプルを採りました。

どれだけ残存デンプン粒を検出することができるのか。楽しみにしています。

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